この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
RDSサーバーの設置手順
AWSのRDSを利用してMySQLデータベースを新規設置の手順をご紹介します。
データベースはEC2と同じサーバー内に設置することもできます。ただサービスの規模が大きくなることが判明しているときは、後々のスケールアウトの手間を考えて、始めからRDSでデータベースを作成しましょう。
リージョンの決める
AWS内でインフラの設定を完了させることを前提に作成します。
そのため下記にある以前に作成したEC2と同じ米国西部(オレゴン)にRDSも設置します。作成したデータベースには、EC2で作成したウェブサーバーからアクセスします。
EC2 インスタンスの作り方は下記を参照してください。
〇[AWS]EC2のインスタンス(サーバー)を作成する手順
https://www.t3a.jp/blog/infrastructure/ec2-create-server/
グループの作成
RDSのインスタンスを作成する前にグループを作成しましょう。
作成したグループのパラメータは随時変更できますが、デフォルトとなるグループのパラメータは設定を変更することができません。またグループ自体の変更はRDSの再起動が必要です。グループのパラメータが初期設定のままで良いとしても、事前に新しいグループを作成しておくことをおススメします。
今回はMySQLを利用しますので、MySQL5.7のパラメータとオプションのグループを作成します。
パラメータグループ
オプショングループ
セキュリティグループの作成
RDSのセキュリティグループには、ウェブサーバーが持つセキュリティグループの番号を設定しましょう。これにより該当のセキュリティグループを持つサーバーからデータベースにアクセスさせることができます。
セキュリティグループはEC2で設定することができます。
インスタンスの作成
Amazon RDS の「インスタンス」>「データベースの作成」からRDSの作成画面に遷移しましょう。
MySQLのデータベースを作成するので、MySQLを選択します。
本番用のリリース以外のときは開発用を選択しましょう。「Amazon Aurora」や「本番稼働用 – MySQL」を選択すると複数台構成のデータベースを作成する前提なので費用が高めです。
MySQL5.6以上(ALTER TABLE時にテーブルがロックされない)を選択しましょう。
AWS環境からのみデータベースに接続させるので、パブリックアクセシビリティは「いいえ」を選択します。「データベースの作成」ボタンをクリックすれば新しいデータベースが作成されます。
さいごに
さいごにRDSにてサーバーを新設するときのポイントをまとめておきます。RDSにて新しいデータベースを新設するときに少しでも参考になれば幸いです。
EC2で作成したサーバーのみRDSに接続させるとき
- パブリックアクセシビリティは「いいえ」を選択する。
- セキュリティグループには、接続するウェブサーバーが設定しているセキュリティグループに対して接続許可の設定をする。
AWS以外で作成したサーバーからRDSに接続させるとき
- パブリックアクセシビリティは「はい」を選択する
- セキュリティグループには、接続するウェブサーバーのIPアドレスを設定する