[AWS]停止した RDS が勝手に自動で起動している件について

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RDS は自動で再起動する!?

2017年06月01日に RDS の停止ボタンが実装されてから2年以上が経過しました。

便利な機能が実装されたと嬉々として使用していましたが、
「あれ、データベースは停止した気がするけど何で稼働中なんだろう?」
と思いながら気づいたときに RDS の停止ボタンを押す日々が続いていました。

毎日RDSの稼働状況をチェックして停止ボタンを押すのが億劫になってきたため、情報を確認したのでまとめていきます。

 

RDS の停止しても7日後には勝手に起動する

確認してみるとすぐに分かりました。

RDS の停止ボタンは、EC2 インスタンスなどの停止とは意味が異なり、一時的にインスタンスを休止する機能であるという事です。

DB インスタンスは最大 7 日間停止できます。
DB インスタンスを手動で起動しないで 7 日間が経過すると、DB インスタンスは自動的に起動します。

一時的に Amazon RDS DB インスタンスを停止する
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/USER_StopInstance.html

 

AWS 公式の解釈だと RDS は7日間、停止状態が継続すると自動で再起動するとの事です。

こうなるとサーバー費用を下げたい場合は、
・不要な RDS を削除する
・RDS を自動で停止する機能を実装する
になるかと思います。

「不要な RDS を削除する」は、そのままで「mysqldump」などで SQL のバックアップを取得した上で rds を削除します。

 

rds を自動で停止する仕組みの実装方法を記事にしましたので、気になる方はご確認ください。

「RDS を自動で停止する機能を実装する」は、Lambda を使用して RDS を定期的に停止することです。Lambda によるインスタンスの自動停止は、実装してみる予定なので記事を書くまで暫くお待ちください。

 

さいごに

改めて RDS の停止機能の仕様を確認すると、結構使い勝手の悪い機能であると思います(苦笑)。

AWS は日々、新機能と機能拡張を繰り返してますが、新しい機能を試してみる際は十分に仕様書を確認した上で作業してください。

 

AWSについては下記の本も参考になるので、スキルアップにお役立てください。

小笠原 種高 (著)
ページ数: 240ページ
出版社: 技術評論社
発売日:2019/11/07

出典:amazon