Apache ウェブサーバーで .htaccess を有効にする

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Linux 環境で .htaccess を有効にする

Linux にウェブサーバー Apache をインストールしたとき、初期設定では .htaccess は利用できません。そこで Apache の設定ファイルである httpd.conf(apache.conf) の設定を変更して、.htaccess を有効化する方法をご紹介します。

 

httpd.conf(apache.conf) の設定を変更する

.htaccess の有効・無効を制御する項目は、「AllowOverride」になります。

〇「AllowOverride」の記述方法

AllowOverride (設定値)

「AllowOverride」に設定できる値は、
・All
・None
・directive-type [directive-type] のいずれかになります。

詳細を知りたい方は、apache の公式サイトにある「AllowOverride」の URL を貼っておきますので、そちらをご確認ください。
https://httpd.apache.org/docs/2.2/ja/mod/core.html#allowoverride

 

つまり.htaccess を有効にしたいときには

AllowOverride All

を設定します。

 

httpd.conf(apache.conf)で .htaccess を有効化したときの実行例
実際に .htaccess を有効にしたときの設定ファイルの差分を記載します。「AllowOverride None」から「AllowOverride All」に変更しています。

 

ディレクトリごとに設定する必要がある場合は、ドキュメントルートのパスに対して「AllowOverride All」を設定します。記載した実行例では、「/var/www/」に.htaccess を有効化する設定変更を行っています。

 

 

Linuxの知識については下記の本も参考になるので、スキルアップにお役立てください。

三宅 英明 (著)、大角 祐介 (著)
ページ数: 440ページ
出版社:SBクリエイティブ
発売日:2015/06/06

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