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アクセス数と収益から技術ブログは儲かるのかを考察する
技術ブログを始めて1年6カ月が経ち、300記事を超えたので技術ブログのアクセス数や収入について情報をまとめていきます。
技術ブログは通常の雑記ブログと異なり、閲覧者に極端な偏りがあります。僕のサイトであれば、IT 技術に関する記事が多いため、IT 系のエンジニアが主な閲覧者になります。それが原因なのか、または技術ブログ全般的な特性なのか僕が運営する別サイトとは全く異なる数値を出しているので、別サイトと異なる点も考察します。
技術ブログのアクセス数の遷移
まずは日別と週別、月別のアクセス数を掲載します。
〇日別アクセス数
書き始めの6カ月目にして、1日100セッション前後と言ったところです。中々アクセス数が増えず推移していたものの、アクセス数を徐々に増やしながら直近では、平日:850セッション前後、休日:300前後のセッション数があります。
2019年10月中旬にグーグルのおすすめ記事に掲載されたことにより瞬間的な PV 数を稼いでいます。
〇週別アクセス数
ある程度の傾向をつかみ易いのが週単位のアクセス数になります。
緩やかなセッション数の増加を見て取れます。補足する点としては、9月後半の検索エンジンのアップデートでセッション数を伸ばしたものの、11月の中旬の検索エンジンのアップデートでセッション数は低下。最近は検索エンジンのアップデートによってサイトの来客数の増減が激しくなっています。
〇月別アクセス数
最後に念のため月間のセッション数を載せておきます。日別、週別の地点で分かっていましたが、最近は2万セッションで安定しています。
技術ブログの収入
結論からいうと本サイトの2019年の年間総収入は2万円程です。
※広告の利用規約に反するので明確な数値の公表は差し控えていますので、予めご了承ください。
広告としては
- Google Adsense
- アフィリエイト
を設置しています。収入の比率は Google Adsense が90%で、アフィリエイトが10%。
ちなみに技術の検証等のために
- ドメイン
- レンタルサーバー
- さくらのVPS
- AWS
を契約しているのでトータル収益はプラスマイナスゼロ。つまり本サイトは全く儲かっていないのが現状です。
また他サイトで収益を公開している技術ブログも見ていると、年間売り上げは5,000円~30,000円といったところで本サイトと同じく儲かっていません。ちなみに別テーマで作成したサイト2つは、両方とも開設3カ月で本サイトの収益を軽く超えています(汗)。
技術ブログが儲からない理由
サイトの収入欄で記載した事から技術ブログは儲かりません!と言っても良いのですが、なぜ儲からないのか考察してみます。
儲からない理由その1:広告のクリック率が低い
技術系ブログが儲からない理由として最初に挙げられるのは、広告のクリック率の低さです。
- 本サイトの広告クリック率:0.34%
- 他サイトの広告クリック率:1.16%
上記の数値は、本サイトと僕が運営する他サイトの広告クリック率の平均値になります。数値は一目瞭然で他サイトの30%程度しか広告がクリックされていません。
原因はいくつか考えれますが、閲覧者のデバイスがパソコンに偏っていることが挙げられます。
〇デバイス別セッション数
サイト | 端末 | 占有率 |
---|---|---|
本サイト(t3a.jp) | パソコン | 80.5% |
モバイル | 18.3% | |
タブレット | 1.2% | |
別サイト | パソコン | 34.7% |
モバイル | 62.7% | |
タブレット | 2.6% |
上記の通り、パソコンによる閲覧者の比率が異常に多いのが特徴です。また昼間(8:00~19:00)と夜間(20:00~7:00)のアクセス数は4:1になるので、仕事中つまり会社で閲覧している人が多いのでは?という予想ができます。また昼間と夜間の広告のクリック数を比べると45:55とアクセス数が少ない夜間の方が多いという状態です。
- 閲覧者のパソコン比率が高い
- 昼間の広告クリック率は以上に低い
ということから、仕事中に閲覧している人が多いサイトので、総じて広告のクリック数が低くなるのでは?と考えることができますね。
儲からない理由その2:アフィリエイトとの相性が悪い
ブログで儲ける際の一番効率的なやり方がアフィリエイトによる収入です。1成約で1,000円~30,000円と高額なものもザラにあり、悩みや疑問に対する解決策としてアフィリエイトの商品を掲載することにより自然な流れでユーザーの成約を促します。ただ技術ブログはアフィリエイトと非常に相性が悪く、本サイトのようなIT系に限らず、専門的な知識に特化してしまう話が多いため紹介する適当な商品が無いと言える状態です。
さいごに
300記事も書けばアクセス数は徐々に増加していきます。ただ本記事を書いてみて改めて思った点は、やはり技術ブログは閲覧者が限られているため、大衆向けのサイトよりもアクセス数は集めにくく、収益化が難しいのが現実です(汗)。
悲しい報告みたいになってしまいましたが、技術ブログにも良い点があるので次の機会にまとめてみたいと思います。