この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
目次
プログラミングの基礎を学習するときの入門書
プログラムの基本は、無数の「IF」(もしAなら〇〇の動作をする、それ以外は××の動作をする)を使用して目的の動作を実現するものです。
プログラムの学習には、パソコンを使って実際にプログラムを組み上げるのもよいのですが、どうしてもハードルが高くなるのは事実です。そこで小学校低学年(1,2年生)向けには、プログラミングに応用できる概念・思考能力を鍛える本が多数出版されているので、その中からおすすめの本をご紹介します。
すみっコぐらし学習ドリル 小学1・2年 はじめてのプログラミングドリル
人気のすみっコぐらしをモチーフとした学習ドリル。
論理的な思考力の訓練することに重点を置いた構成になっており、子供が楽しく学習できるかと思います。主に育つ能力はプログラミングのスキルではなく、論理思考と国語の文章読解能力だと思います(笑)。
論理的思考力を育てる プログラミングれんしゅうちょう
タイトル通り論理的思考力を育てる本です。
プログラミング自体を勉強するというよりも、前段階の下準備でプログラムの基礎を構成する思考力を特訓するドリル…と考えると納得がいく本です。本だけ渡して、低学年(1,2年)のお子さんだけに任せると厳しいと感じる点があるので、保護者も一緒にすすめて子供のやる気を上手に引き出してください。
スクラッチ(Scratch)でプログラミングを勉強するときの本
スクラッチは、自由なアニメーションやゲームの作成を通じて、プログラミングの学習意欲を高めようとした学習サイトです。特別な教材の購入が不要なこと、パソコンとインターネット環境があれば簡単に始められることから多くの採用が想定されています。
〇スクラッチの公式サイト
https://scratch.mit.edu/
パソコンが操作できる小学3年生くらいからであれば楽しく学習できると思います。
スクラッチを使用する場合は、メールアドレスを使用した会員登録が必要になります。必ず会員登録は保護者の方が行って、開発環境を整えてからお子さんにお渡しください。
ではスクラッチを学習する上でおすすめの本を紹介します。ちなみに小学生以上を対象にした本を紹介しますが、小学1年生では一人で学ぶのは正直厳しいので、保護者の方がサポートしながら一緒に読むことをおすすめします。
よくわかる Scratch 3.0ではじめるプログラミング
ページ数: 159ページ
出版社:FOM出版(富士通エフ・オー・エム
発売日:2019/08/07
出典:amazon
小・中学生向けのScratch入門書。
キャラクターは小学生で、漢字にも読み仮名が振られている点や要所を漫画で解説しているので分かり易い。保護者と一緒なら小学校2,3年生くらいからでも出来ると思います。
もちろんパソコンが扱える高学年(5,6年生)の子供なら、ほぼ一人で進められる位の難易度の本です。
スクラッチ3.0でゲームを作ろう! 小学1年生からのプログラミング教室
数多くあるスクラッチの入門書の中で販売部数を1位を取った事のある入門書。プログラミングの知識を非常に分かり易く説明されており、遊びながら楽しくゲームを完成されることができます。
個人的に気になる点としては、漢字に振り仮名をほぼ付けていない事です。小学生で習う常用漢字を考えると、小学校の高学年であれば問題ないはず。小学校の中学年(3,4年生)で読めない漢字があるかも…といったところなので、小学生向けというよりも保護者が子供と一緒にプログラミングを学習する本と考えてもらった方が良いと思います。
できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch プログラミング入門
ページ数: 272ページ
出版社:インプレス
発売日:2017/07/13
出典:amazon
マウスの使い方から始まるので簡単な本かと思いきや、若干難易度が高めの本です。
ただゲームを作成することに特化した内容になっており、11種類のゲームの作り方を解説しています。子供の驚異的な成長力を考えるとゲーム好きのお子さんなら何とかなるレベルだと思います。
さいごに
プログラミングは自分の考えたものを実現するための道具です。
趣味でもビジネスでも何らかの作業をやり遂げる際には、成功までのフローチャートに沿って動くかと思います。成功に導くための条件を上手に段取りを組んでクリアしていく。これを学ぶための学習として取り入れられたのが、プログラミング学習です。
プログラミングは子どもが思いついたものを作り上げる過程において
・論理的な思考力
・パソコンを扱う力
の向上にはとても役立つツールであると思います。
子どもの好奇心を刺激して、ぜひ楽しいプログラミングライフをお過ごしください。
〇プログラミング本に関する記事一覧