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目次
「MAILER-DAEMON」から「554 5.7.1 Recipient address rejected」のエラーメールが返信される
ある日メールアドレスの設定を行い、新しく作成したメールアドレスでメールの送受信を確認していました。すると新しく作成したメールアドレス宛にメールを送った際に「Recipient address rejected: Access denied」のエラーメールが「MAILER-DAEMON」より返信されました。
私の場合は元レンタルサーバー会社に勤務していたこともあり、すぐに問題は解消しましたが、折角なので「554 5.7.1 Recipient address rejected: Access denied」のエラーメールが発生する原因と対処法をまとめていきます。
「554 5.7.1 Recipient address rejected」の原因と対処法
Mail Delivery Subsystem
メールの配信エラー
メールを support@example.com に配信できませんでした。リモート サーバーが正しく設定されていません。詳しくは、下記の詳細な技術情報をご覧ください。
リモート サーバーからの応答:
554 5.7.1: Recipient address rejected: Access denied
実際に gmail にて送信したメール宛に届いたエラーメッセージですが、「554 5.7.1 Recipient address rejected: Access denied」の原因は主に4つあります。
ではそれぞれ順番に見ていきます。
原因その1:セキュリティソフトの設定で拒否されている
一番よくある原因としては、メールを送信するパソコンにインストールされているセキュリティソフトの設定です。セキュリティソフトにてメールの送信自体、または該当のドメイン宛のメール送信を禁止されている場合にこのエラーが発生します。対処法はもちろんセキュリティソフトの設定を調整する!という方法になります。
原因その2:添付するファイルのサイズが大きすぎる
メールに添付するデータのサイズが大きすぎるときにも同様のエラーが発生します。もし添付ファイルを小さくする、または添付ファイルなしでメールが送信できる場合は、ファイル転送サービスなどを利用してメールに添付ファイルを付与しない対応をしましょう。
原因その3:該当のサーバーやドメインからのメールを拒否している
送信サーバーが以前に大量の迷惑メールを送信したため、受信側のサーバーからメールの受け取りを拒否されている場合です。ちなみに送信するメールアドレスが共用のレンタルサーバーで管理されている際に時折見かけます。
対応策は受信先のメールサーバーを管理されている方に、ドメイン「〇〇」から送信するメールを許可してください!とお願いするしか方法は無いです(汗)。
原因その4:メールアドレスが存在しない
メールアドレスが存在しないメールアドレスに送信したときも稀に554エラーが発生します。ちなみに私が遭遇した問題はコレが原因でした(笑)。
ちなみにメールアドレスが存在しない場合は通常、
のエラーが発生します。
ちなみにどういう条件下のメールアドレスがない場合に発生するかというと、移転前のレンタルサーバー等からメールを送信した場合です。
具体例として今回、私の体験した内容で説明します。私はさくらインターネットでメールアドレスを新しく作成して、gmailとメールの送受信を行いました。すると新しいメールアドレスから gmail へのメールは届くものの、 gmail から新しいメールに返送すると「554 5.7.1 Recipient address rejected」のエラーメールが返信される羽目に(冷や汗)。ドメインの設定等を確認したところ、該当のドメインはエックスサーバーで管理されていた…という状況です。
さいごに
メールのエラーメッセージは「554」を含めて、数多の種類があります。基本的にはエラーメッセージか MAILER-DAEMON から返送されるメッセージを確認すると理由がほぼ特定できます。
全て英文のため読みづらいかもしれませんが、Google 翻訳などを駆使して臆せずに内容を確認すれば解決法が見えてきます。