[Linux]サーバーの負荷を確認するコマンドまとめ

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サーバー負荷をチェックするためのコマンド

Linuxサーバーを運用するとき、サーバー負荷の監視は安定したサービス運用のために大切です。

今回はCPU使用率やネットワークの転送量、ロードアベレージなど、サーバーの負荷を確認するコマンドを確認してみましょう。

 

top コマンド

「top」コマンドはリアルタイムで現在実行中のプロセスをCPU利用率が高い順番に表示します。

利用頻度が高い想定されるオプションを紹介します。

top -a メモリの使用率順に表示します
top -p [PID] 指定したプロセスIDを監視します
top -u [USER] 指定したユーザーのプロセスを監視します
top -d1 1秒ごとに更新して表示します

 

vmstat コマンド

CPUやメモリー、ディスクI/Oの動作状況を表示します。

内容の詳細は以下のとおりです。
procs
r:実行待ちのプロセス数
b:何らかの理由により処理がスリープ中のプロセス数

memory
swpd:使用中の仮想メモリー容量
free:空きメモリー容量
buff:バッファの使用量
cache:キャッシュの使用量

swap
si:ディスクからスワップインしている量
so:ディスクにスワップアウトしている量

io
bi:デバイスから受信したブロック数
bo:デバイスに送信したブロック数

system
in:1秒当たりの割り込み回数
cs:コンテキストスイッチ回数

cpu
us:ユーザー時間
sy:システム時間
id:アイドル時間
wa:I/O待ち時間
st:ホストOSからのリソース割当てに失敗した時間

 

uptime コマンド

「uptime」コマンドはシステムの平均負荷(ロードアベレージ)を表示します。

内容の詳細は以下のとおりです。


11:37:27
現在の時間
up 6 days, 19:34
システムの稼働時間
2 users
ログイン中のユーザー数
load average: 0.00, 0.00, 0.00
左から1分、5分、15分のシステムの平均負荷