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目次
サーバーのシャットダウンと再起動
今回は Linux サーバーのシャットダウンと再起動の手順を説明します。Linux サーバーを扱う上で重要なコマンドなので、仕組みを含めて紹介しますので参考にしてください。
サーバーのシャットダウン
シャットダウンとはシステムを正常に終了させて、電源をオフにすることです。
ご承知の方も多いと思いますが、Windows でも正しい手順を踏んでシステムを終了させなければいけません。もし電源を強制的に切る方法(コンセントを抜く、電源ボタンを5秒間押すなど)の行為を行うとシステムファイルが破損して、パソコンが起動しなくなる可能性があります。
特に Linux を使用しているサーバーでは深刻な障害になります。
使用する Linux の OS にもよりますが、システムへの設定変更の永久的な保存をシャットダウン時に行っている OS があります。そのためシャットダウンをきちんと行わないと、起動中に行った設定変更が中途半端に保存されます。ソフトによっては変な挙動が起きるのに、原因もわからずに苦悩するので絶対にシャットダウンを行いましょう。
シャットダウンするコマンド
サーバーをシャットダウンするには、shutdown コマンドを使用します。「h」オプションに「now」を設定することにより、シャットダウンが即時に実行されます。
コマンドの実行例
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[root@hotsname]# shutdown -h now (実行すると即時、SSH 接続は解除されます) |
サーバーの再起動
サーバーを再起動するコマンドとして、主にシャットダウンにも使用した reboot コマンドと shutdown コマンドの2つがあります。それぞれ順番に確認していきましょう。
reboot コマンドによるサーバーの再起動
reboot コマンドはサーバーを再起動するためのコマンドのため使い方もシンプルです。
reboot コマンドによる再起動
reboot コマンドによる再起動の実行例
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[root@hotsname]# reboot Broadcast message from root@hostname (/dev/pts/1) at 3:11 ... The system is going down for reboot NOW! |
shutdown コマンドによるサーバーの再起動
shutdown コマンドによるサーバーの再起動を行うときは、shutdown コマンドに「r」オプションを設定します。ただシャットダウンするときのコマンドと差異が少ないため、個人的にはサーバーの再起動には reboot コマンドを使うことをおすすめします。
shutdown コマンドによる再起動
shutdown コマンドによる再起動の実行例
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[root@hotsname]# shutdown -r now Broadcast message from root@hostname (/dev/pts/1) at 3:11 ... The system is going down for reboot NOW! |