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無料SSL(Let’s Encrypt)にて既存のメールアドレスを変更する
Ubuntu サーバーにインストールした Let’s Encrypt のメールアドレスの変更を行いたかったので、コマンドを確認しました。せっかくなので備忘録として載せておきます。
メールアドレスを変更するコマンド
まずはコマンドを紹介。
sudo certbot update_account –email (メールアドレス)
certbot のアカウント情報の更新コマンドにて、メールアドレスのオプションを設定して実行します。
〇コマンドの実行履歴
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root@loclhost:/# certbot update_account --email 'hoge@example.com' Saving debug log to /var/log/letsencrypt/letsencrypt.log Starting new HTTPS connection (1): acme-v02.api.letsencrypt.org - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - Would you be willing to share your email address with the Electronic Frontier Foundation, a founding partner of the Let's Encrypt project and the non-profit organization that develops Certbot? We'd like to send you email about our work encrypting the web, EFF news, campaigns, and ways to support digital freedom. - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - (Y)es/(N)o: N IMPORTANT NOTES: - Your e-mail address was updated to hoge@example.com |
コマンドを実行した後に登録したメールアドレス宛に「ニュースやキャンペーンの情報を送っても良いか?」と聞かれます。既にキャンペーン等の情報が送られてきているメールアドレスなので、今回は「(N)o」を選択しています。
ちなみに「(N)o」を選択しても生成した SSL が失効しそうなとき、暗号形式が変わるときなど、重要な情報は送られてくるので問題なし。
登録済みのメールアドレスを確認する方法
登録中のメールアドレスを確認するコマンドはなく、設定情報を直接チェックする必要があります。
〇コマンド
sudo cat /etc/letsencrypt/accounts/acme-v02.api.letsencrypt.org/directory/(hash値)/regr.json
json ファイルで閲覧用のファイルでは無いので、登録済みのメールアドレスを確認するのはかなり面倒。登録中のメールアドレスが合っているか迷った場合は、有無を言わさずにメールアドレスを再設定するコマンドを実行した方が簡単で良い気がします(汗)。
Linuxの知識については下記の本も参考になるので、スキルアップにお役立てください。