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目次
Java / Android アプリにおける学習本・書籍の選び方
ウェブサイトやアプリの作成に利用される言語 Java。オブジェクト指向を念頭に作成された高級言語の中でも習得が困難と言われる分類になりますが、逆に理解してしまえば強力な武器になります。
大規模システムでも利用されており、個人開発者の中でも Android アプリの開発で使用することで有名です。個人的にはスマートフォンアプリの開発を行うためだけであれば、iOS/Android 両方が同時に開発できる Unity を勉強することのがおすすめ。
ただ今回は実際のウェブやアプリの開発を行う一歩前の話。Java の基礎を知るために、初心者向けの手助けとなる書籍をご紹介していきます。
Java の勉強におすすめする本・入門書
入門書として初めて購入するプログラミング本は、適度にイラストがあり、専門用語もかみ砕いて説明しているものがおすすめ。プログラミングの入門書は、初心者には難し過ぎて理解しにくい…という事を言われることが多いので分かり易い本を選びましょう。
スッキリわかるJava入門 第3版
ページ数：768ページ
出版社：インプレス
発売日：2019/11/15
出典：amazon
入門書の中では人気を誇る「スッキリわかる」シリーズ。
要所にイラストを散りばめながら分かり易く Java を説明してくれます。珍しく技術内容の初歩的な項目まで突っ込んで解説、おまじない…という名の誤魔化しが少ないのも高ポイント！
Java を始める最初の一冊として間違いない出来です。
独習Java 新版
プログラムの入門書ではお馴染みの「独習」シリーズの Java 版。
基本となる変数の使い方、演算子から始まり、オブジェクト指向(カプセル化、継承、ポリモーフィズム)。ラムダ式やアノテーションまで、Java の機能は一通り網羅されています。
独習シリーズの特性として個人的に感じているのは、機能については網羅しているものの、入門書の難易度は少し高め。初心者であれば一回、本書を隅から隅まで読んだだけでは、理解しきれない部分が複数残る可能性が高い事は否めません。
そのため本書を複数回読み直す。またはもっと易しい入門書を制覇してから読んでみるのが良い一冊となります。
新わかりやすいJava オブジェクト指向徹底解説
簡単に表すと分かり易くて猫が可愛い本！
内容は Java のオブジェクト指向で学ぶべき点をしっかりと網羅しており、猫による掛け合いで話が進むなど遊び心も憎らしい。猫好きな方なら楽しくサクサク読み進められます。
ただ注意点する点としては、入門書ではないこと。
本誌はオブジェクト指向とその応用を解説しており、Java 言語の基本文法の知識は解説していません。ただ入門書を読破した後に読むのであれば、初心者でも楽しく読み進めることができます。
Java本格入門 ~モダンスタイルによる基礎からオブジェクト指向・実用ライブラリまで
ページ数：448ページ
出版社：技術評論社
発売日：2017/04/18
出典：amazon
エンジニアになりたい方向けの本。
文法から始まり、オブジェクト指向やデザインパターン、ビルド、ドキュメンテーション、品質管理、作成したものの堅牢性や開発効率にまで及びます。本当にプログラミンを学ぶ上で必要な内容がぎっしり詰まった内容です。
ただ難点としては、表題通り内容が本格的なので本自体の難易度が高い点。そのため別の入門書を読み終えた後、2冊目以降に読む本と考えておきましょう。
新・明解Java入門 第2版 (新・明解シリーズ)
やさしく語りかける解説とサンプルのプログラムが多いのが特徴で、難易度が低めの入門書。
実際のプログラムを見ながら、習うより慣れよ！の精神で対応するには、プログラムのサンプル数が多いに越したことはありません。
文章読むよりプログラムソースを沢山見たい方には良いかと思います。
さいごに
Java はウェブ開発にも Android アプリ開発にも作れる優れた言語です。その分、プログラム言語として習得難易度は高めになります。
一度に全てを学ぶのはおすすめできません。そのため基礎から学んだ後は、自分の目的に合った書籍に進み、ゆっくりと理解度を上げていきましょう。
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