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メールの内部構造
久しぶりにメールを操作する機会があったので、メールの構造のメモします。
メールのサンプル
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Delivered-To: receive@example.com Return-Path: <send@example.com> (ヘッダー情報を中略) Content-Type: text/plain; charset=UTF-8; format=flowed Content-Transfer-Encoding: 8bit Date: Tue, 12 Jul 2018 14:00:00 +0900 From: send@example.com To: receive@example.com Subject: テストメール テストメールです。 あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと |
ではサンプルを元にメールの構造を確認しましょう。
メールの基本構造
- メールヘッダー
- 空白行
- メール本文
メールデータは単純な構造をしており、テキストエディタで内部を簡単に確認することができます。
レンタルサーバーを利用している方は見たことがあるかもしれませんが、多くの場合がMaildir形式を採用しているためメールが1通ずつテキストデータとして保存されています。
メールヘッダーの構造
- From: 差出人
- To: 宛先
- Subject: メールの件名
主なメールヘッダーの項目は上記で示した「From」「To」「Subject」の3つです。
次点でメールの種類と文字コードを示す「Content-Type」です。「text/plain」はテキストメールを示し、「charset=UTF-8」は文字コードを表します。
その他メールヘッダーにはメールの経路やSPF/DKIMの認証結果の情報、スパム判定の結果。送信したメールソフト名まで多くの情報が記載されています。
メール本文の構造
- メールの本文
- 添付ファイル(あれば)
メール本文の構造は上記の2つのみです。
まとめ
メールは単純な構造でありながら数多くの情報を保持しています。
送信したメールが想定しない動作をしたとき(迷惑フォルダにメールが振り分けられるときetc.)は、メールのソース全体を確認すると解決方法がわかることもあります。メールの構造を覚えて問題の解決に役立てば幸いです。