メールデータの構造

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メールの内部構造

久しぶりにメールを操作する機会があったので、メールの構造のメモします。

 

メールのサンプル

メールのヘッダー情報を省略していますが、テキスト形式のメールは上記のサンプルのような形式で構成されています。
ではサンプルを元にメールの構造を確認しましょう。

メールの基本構造

  • メールヘッダー
  • 空白行
  • メール本文

メールデータは単純な構造をしており、テキストエディタで内部を簡単に確認することができます。
レンタルサーバーを利用している方は見たことがあるかもしれませんが、多くの場合がMaildir形式を採用しているためメールが1通ずつテキストデータとして保存されています。

メールヘッダーの構造

  • From: 差出人
  • To: 宛先
  • Subject: メールの件名

主なメールヘッダーの項目は上記で示した「From」「To」「Subject」の3つです。
次点でメールの種類と文字コードを示す「Content-Type」です。「text/plain」はテキストメールを示し、「charset=UTF-8」は文字コードを表します。
その他メールヘッダーにはメールの経路やSPF/DKIMの認証結果の情報、スパム判定の結果。送信したメールソフト名まで多くの情報が記載されています。

メール本文の構造

  • メールの本文
  • 添付ファイル(あれば)

メール本文の構造は上記の2つのみです。

まとめ

メールは単純な構造でありながら数多くの情報を保持しています。
送信したメールが想定しない動作をしたとき(迷惑フォルダにメールが振り分けられるときetc.)は、メールのソース全体を確認すると解決方法がわかることもあります。メールの構造を覚えて問題の解決に役立てば幸いです。