基本情報技術者試験を勉強する時におすすめする本・参考書3選!

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基本情報技術者試験とは?

基本情報技術者試験は、IT系唯一の国家資格である情報処理技術者試験の1つ。

高度 IT 人材となるために基本的な知識・技能を持ち合わせているかを確認するための資格となります。情報処理技術者試験の中では基礎的な知識を問う資格のため難易度は低めですが、一般の方が1~2カ月勉強した程度では全く歯が立たない事が多いため、十分な勉強期間を確保しましょう。

試験は
・午前の部:09:30~12:00(150分)
・午後の部:13:00~15:30(150分)
の2部構成となっており長丁場になります。

午前は一問一答となる問題を4択形式で選択。午後は実践形式の文章問題を多肢選択式で回答します。

 

基本情報技術者試験のおすすめする学習本

合格に向けて勉強を行う場合は、教本と問題集の最低2冊以上の購入が必須です。

知識を取得するための教本と、実際の理解度を試すための問題集。

特に午前の部は知識を詰め込めば合格に必要な点数(正解率60%)が取れるので、できる限り多くの問題を解きましょう。

午後の部は実戦形式となるため、難易度が一気に上がります。対策としては過去問と似通った問題がでることがあるため、解説を読みながら回答に至るための流れをキッチリと把握することが重要です。

 

続いて勉強するときに僕が良かったと思った参考書をまとめておきます。
※できる限り最新の本を紹介しますが、年1回は新しいものが出版されますので、もし古い本が残っていたら該当本の最新版をご覧ください。

 

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和02年

きたみりゅうじ (著)
ページ数:720ページ
出版社:技術評論社
発売日:2019/12/14

出典:amazon

キタミ式の基本情報技術者向けに書かれた学習本を始めにご紹介します。

最大の特徴はイラスト多く取り入れながら分かり易く解説してくれています。丁寧過ぎると突っ込みたくなる程なので、、IT 技術の初心者にはおすすめです。

難点としてはイラストが多いため、720ページにも及ぶ大ボリュームである点。見た目がかなり分厚いのでページを読み始めるまでに勇気が必要です(笑)。ただサクッと読める仕様なので他作業の合間に少しずつ読みましょう。

 

かんたん合格 基本情報技術者教科書 令和2年度

五⼗嵐順⼦(著)、ラーニング編集部(著)
ページ数:480ページ
出版社:インプレス
発売日:2019/11/21

出典:amazon

ペンギンを解説キャラクターに据えて解説がすすむ教本。

可愛らしいルックスとは裏腹にガッツリとしたザ・教科書を地で行くような本です。先ほど紹介した「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者」とは真逆に固めな内容だがキッチリ要点を押さえていくタイプの教材。

僕の感想としては、IT に詳しくない方や重たい文章を読むのが嫌な方は「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者」。IT に詳しい方や勉強大好きな方は当本「かんたん合格 基本情報技術者教科書」が合っていると思います。

 

令和02年【春期】【秋期】 基本情報技術者 合格教本

角谷 一成(著)、イエローテールコンピュータ(著)
ページ数:544ページ
出版社:技術評論社
発売日:2019/11/25

出典:amazon

資格を受験する際には必須となる過去問。

基本情報処理技術者の試験は、例年と似た問題が出る傾向があるため、問題を解けば解くほど点数に直結します。特に午後の問題である多項式は、複数の設問の中から選ぶタイプの問題。概要をちらっと見て、瞬時に自分の得手不得手の設問を把握できるかが得点に直結するため、十分に予習を行いましょう。

なお過去問を扱った参考書はたくさん出版されています。本の選び方としては問題・回答は全て同じものとなるため、問題から回答に至るための解説が丁寧に書かれた本を選ぶと良いでしょう。

 

さいごに

基本情報処理技術者の資格を持っていると IT エンジニアの基礎教養があることを証明してくれます。

また学生であれば、IT 系企業への就職に有利になります。会社員であれば、企業によっては資格取得が必須の場合であったり、資格手当がもらえたりします。

IT エンジニアを目指すのであれば取得して損はない国家資格となるので、頑張って取得しましょう!