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目次
Unity(ユニティー)の学習本・書籍の選び方
マルチデバイスに対応したアプリが一度の作れる Unity。
ゲーム開発の現場では、
・iOS
・Android
・Web
・PS4
・Nintendo Switch
などへの出力にも対応しているので、Unity の需要は高まるばかり。
そこで今回は Unity を勉強したい初心者におすすめする入門書を紹介していきます。
UnityではじめるC# 基礎編
ページ数: 304ページ
出版社:エムディエヌコーポレーション
発売日:2016/10/25
出典:amazon
Unity の操作方法や C# の基礎を学ぶことを主眼とした入門書。
プログラミングを全く知らない初心者向けに書かれてたもので、出来る限り難しく感じないように要所にイラストを散りばめて解説してくれます。また iOS アプリを作りたい場合は Mac が必須などアプリ開発を行う上で必須となる下地についても言及しています。
C# については、各プログラム言語に序盤に書かれる Debug.Log による「Hello World」。条件分岐やループ(繰り返し)の書き方なども一通り網羅!
後半には
・脱出ゲーム
・物理演算を使ったパズル
も掲載しているので、実際にアプリの作り方も知れる点が大きい。
プログラムを全く知らない方には、Unity と C# の基礎を学ぶ際の1冊目に最適な本となっています。ただあくまで基本的な内容のみで紙面が終了するので、別冊を読む前のステップアップ本と考えた方が良いでしょう。
本誌がおすすめの方
・プログラム自体が初めての方向け
Unityの教科書 Unity2019完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座
ページ数: 440ページ
出版社:SBクリエイティブ
発売日:2019/06/28
出典:amazon
「Unity の教科書」と銘打つだけあり、Unity の使い方から C# のプログラミングの基本、またはサンプルプログラムによるゲームの作り方まで、イラストを使って分かり易く解説してくれます。
Unity 上の画面説明、基本操作、C# の組み方など少し丁寧すぎる位の説明をしてくれるため、本の難易度は易しめで初心者にも安心設計。
ちなみに本誌で学べる内容を簡単に説明すると
・Unity とは何か?
・Unity の基本操作
・C# の基本操作
・2Dゲーム
・3Dゲーム
のため、1冊で Unity の作業がある程度できるようになります。
本誌がおすすめの方
・プログラム自体が初めての方向け
※難易度は易しめではあるもの、ページ数も多いため根気強く本気で学びたい人におすすめ
Unity2019入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作
ページ数:352ページ
出版社:SBクリエイティブ
発売日:2019/07/30
出典:amazon
「Unityの教科書」と同じく、これから Unity の学習を始める人のために、Unity の入手からインストールの方法や Unity の画面解説、基本操作など初歩的なことから記載されているため、誰でも安心して学習を始めることができます。
サンプルとしては2Dゲームと3Dゲームあり。ゲームの作り方、キャラクターの設定方法、当たり判定などを順番にチェックすることができます。
本誌がおすすめの方
・プログラム自体が初めての方向け
※難易度は易しめではあるもの、ページ数も多いため根気強く本気で学びたい人におすすめ
Unityの寺子屋 定番スマホゲーム開発入門
ページ数:320ページ
出版社:エムディエヌコーポレーション
発売日:2017/08/16
出典:amazon
2つの2Dゲームを通してスマホゲーム開発を学ぶ入門書。
3Dゲームは空間(縦・横・奥行)や光源、マテリアル(質感)やテクスチャなど学ぶことが爆発的に多くなるため、2Dに絞った入門書としては良い入門書だと思います。
ただ注意点としては、プログラミングの初歩に関する解説がないため、プログラム自体を知らない方には厳しい内容という点です。
本誌がおすすめの方
・Unity の基本操作を理解している方向け
・Unity は初めてだがプログラムに自信がある方向け
Unity 3D/2Dゲーム開発実践入門 Unity 2019対応版
ページ数: 456ページ
出版社:ソシム
発売日:2020/02/21
出典:amazon
Unity の基本と応用を学べる中級者向けの一冊。
Unity は言語として、C# をメインとして使いますが、C# の文法や組み方には一切触れません。ある程度の言語スキルがある中級者であれば問題ないですが、初心者向けか?と問われると微妙なところ。また記述されているプログラムコードも難しめです(汗)。
そのため、ある程度の入門書を理解した後に読むとちょうど良い位の難易度です。
ただ初歩的な説明や C# の説明を省いた分、Unity の使い方や実際にゲームで使う演出であるシェーダーやライティングなどに多めにページ数を振り分けています。またサンプルを解説しながら、ゲームをどう改善すればユーザビリティ(操作性や分かり易さ)が向上するか、または面白くなるかについても話が及んでいます。
Unity で作成したゲームを世に出すための手順も記載しているところは注目ポイント!
Unity に広告を載せて収益を得る方法、アプリを iOS(Apple Store)/Android(Google Play) のストアに公開する方法などにも書いてあります。
自分の作ったゲームを色々な人に遊んでほしい人、アプリで稼ぎたい方には、ぜひとも読んでもらいたい本になっています。
本誌がおすすめの方
・Unity の基本操作を理解している方向け
・Unity は初めてだがプログラムに自信がある方向け
さいごに
Unity はマルチプラットフォームで開発が可能で、且つ Unity Asset Store にて
・2Dイラスト(キャラクターやマップ)
・3Dモデル(アニメーション付がほとんど)
・背景
・音楽(BGM や SE)
・スクリプト
などゲーム作成に必要なものが無料または安価で手に入る良質のソフトウェアです。
数あるプログラミングのジャンルの中でも、開発言語ではなく一つのソフトウェアについての書籍数は最高クラス。Unity どころかプログラムを作った事のない初心者向けから、Unity の基礎をマスターした中級者向け。エフェクトに特化した本や Unity Asset Store のおすすめ Asset を紹介する本まであります。
そのため自分の実力と作りたいものに沿った本をじっくりと探してみてください。
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